顔汗のせいでせっかくのお化粧がボロボロ…

汗を止めるツボがあるって聞いたけれど本当なの?

 

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夏が近づき気温が上がってくると、ちょっと歩くだけで汗をかいてしまいます。女性の場合はお化粧をして家を出ても、汗で崩れてしまうという経験をした人は多いでしょう。

顔の汗をピタッと止められる魔法のような方法があればどんなにいいか…

実は、あるのです!

困った顔汗を止めるには、ツボ押しが効果的だと言われています。ここでは顔汗を止めるツボや効果的なツボ押しの方法をまとめていきます。

 

ツボ押しで顔汗が止まるメカニズムとは?

ツボ押しで汗が止まるなんて嘘に決まってる…迷信なのでは?と半信半疑に思った人もいるでしょう。

しかしツボ押しはちゃんと人間の生理機能に基づく理論なのです。

人間には発汗量を一定に保とうとする反射機能が備わっています。それは「ある部位で汗をかきにくくなると、代わりに別の部位で汗をかく」というものです。

この現象は「皮膚圧反射の原理」といわれていて、手や胸の上部を抑えることで顔や頭の発汗が抑えられるのは、この原理に基づくからなのです。

基本的には左右対称に現れる現象なので、左右の胸や手のツボを押さえると胸から上の発汗を一時的に抑えることができるのです。

しかも皮膚圧反射の原理が作用している間、別の部位で汗は発散されるので身体に悪影響を及ぼすこともありません。

 

顔汗を止めるツボ①手のツボ

それでは顔汗を止めるツボをご紹介していきましょう。まずは、汗を止めたい時にすぐに実行できる「手のツボ」です。

  • 後谿(こけい)

後谿は両手をグッと握って小指の横にできる感情線のシワの延長上にあるツボです。手をグッと握ると延長線上がちょっと飛び出た感じになります。

この飛び出た部分がツボなので、ギュッと押してみましょう。反対の手の親指やボールペンの頭を使って力を込めると効果的です。

  • 陰げき(いんげき)

陰げきを探すには手を開いて、手のひらを上に向けます。小指側の手首の付け根から、腕方向に向かって1.5センチ下にあるツボです。

こちらも反対の親指でグーッと押してみましょう。誰かと一緒にいる時であれば、そばにいる人に押してもらうのも良いですね。

  • 合谷(ごうこく)

合谷はすぐに見つけることができます。人差し指と親指の付け根の間、ちょうど水かきのようになっている部分です。

ここを反対の親指と薬指で挟むようにして、マッサージするように押してみましょう。多汗・無汗など体の水分を調節するツボでもあります。

 

顔汗を止めるツボ②胸周りのツボ

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続いては顔汗を止める旨周りのツボです。すぐに見つけるには難しいので、鏡を見ながら正しい位置を探してみてください。

  • 屋翳(おくえい)

屋翳は乳首から3センチ~5センチほど上部分に位置するツボです。腕を交差して組むようにそれぞれの位置に持っていき、中指や人差し指を使って押さえます。

あまり力を入れる必要はないので、優しく押さえてくださいね。ここは着物を着るお仕事をする女性が、汗だくにならないように活用するツボです。

屋翳に当たる位置に帯留めでギュッと縛り上げたり屋翳を押すためのツボ押し用の紐なども販売されています。

  • 大包(だいほう)

大包は脇の真下あたりにあります。こちらは反対の手を脇の下に入れて、人差し指などでギューッと押さえてください。

胸周りのツボ、屋翳と大包は、手を交差して両方を一度に押さえると効果的です。大包を中指の腹で、屋翳を親指の腹で押さえるようにすると、ピタッと汗が止まります。

 

効果的なツボ押しの方法とは?

顔汗を止めてくれるツボの位置が分かったら、すぐにでも実践したいですね。ところで、ツボ押しと言われても、どうやればいいか分からないという人もいるでしょう。

これまでツボ押しに縁のなかった人であれば、間違った方法で効果がない、なんてことにもなりかねません。ツボ押しには効果的なやり方というものがあります。

ツボ押しと言えばグリグリと細い棒で痛いくらいに押す、というイメージがあります。しかし顔汗を抑える目的の場合、マッサージやコリをほぐしたいわけではありません。

ですから、痛みを感じるまで押すのではなく、あくまでツボを刺激する程度が効果的です。道具を使うというよりも自分の手でギュッと押すのが良いですね。

ただし、手のツボは小さいので押しにくい場合があります。その際はツボ押しの棒やペンなどで押さえるのをおすすめします。

最初はあまり力を入れずに、何度かに分けて優しくツボを押さえていきます。効果が感じられず、汗が止まらなかったり、分かりにくい場合は、徐々に強めに押してみてくださいね。

正しいツボを押さえられれば、押すたびに効果を発揮することができます。またツボ押しは何度でも有効なので、慣れてくると効果が落ちるということもありません。

人の体質によっては効果を体感できる時間が短くなる場合があるので頻繁にツボを押さえなければいけない場合もあります。

 

ツボ押し以外で顔汗を止める方法とは?

ここまでツボ押しで顔汗を止める方法を見てきましたがツボ押しと一緒に行うと効果的な、ツボ押し以外の方法もご紹介します。

生活習慣を見直す

いつも顔から汗をかくという人は、あまり汗をかく習慣がないのかもしれません。本来なら汗をかくべき汗腺が休眠した状態にある可能性があります。

そんな休眠中の汗腺を目覚めさせるには、代謝を上げるのが1番です。新陳代謝を上げると自然と汗をかきやすくなります。

入浴・運動・食生活などの改善で代謝を高めて、健康な汗をかける身体を作りましょう。

身体を冷やす

体温の上昇をあらかじめ抑えることができれば、発汗は少なくて済みます。身体を冷やすといっても、クーラーの部屋に入るということではありません。

ポイントは「身体の中のリンパ節を冷やす」ということです。体内を流れるリンパ液の温度を下げることによって、体温の上昇を抑えることができます。

リンパ節がある場所は以下の通りです。

  • 首の後ろ
  • 左鎖骨のしたあたり
  • 太ももの付け根
  • ひざ裏
  • 脇の下

参考にしてみてくださいね。

顔専用に作られた制汗剤を使う

制汗剤といえば脇にスプレーというのが一般的ですが今は顔専用の制汗剤も登場していて、美容業界でも注目されています。

化粧下地の代わりに顔専用の制汗剤を使うことで汗を抑えて、化粧崩れも防いでくれます。

脇用の制汗剤は顔のような皮膚の薄いデリケートな部分には向いていないので必ず「顔専用」の制汗剤を使うようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

顔汗を止めるには手にあるツボや胸にあるツボを刺激することで皮膚圧反射の原理が作動して、頭や顔の汗を抑えることができます。

顔汗を止めるツボ押しのポイントは…

  • 痛みを感じない程度に優しく刺激する
  • 初めは優しく押して、効果を感じられない場合は強くしていく
  • ツボ押しと並行してツボ押し以外の方法も試してみる

胸のツボはちょっとコツがいるかもしれませんが、手のツボは手軽にお試しできます。人の身体の原理に合わせたツボ押しで顔汗を抑えられたら嬉しいですね。