食事の度に自分だけ汗をかいている気がする

もしかして病気なのかも?

 

Original update by:acworks

 

楽しい食事中にダラダラと汗をかいてしまい、食事に集中できないなんてせっかくの時間が台無しですよね。

もしかするとその汗は病気の前触れという可能性もあります。食事中の顔汗の原因を知ることで、対応策や汗を抑える方法を考えていきましょう。

ここでは食事中の汗の偏印と対策や、病気の可能性など気になる部分について書いていきます。

 

食事中の顔汗の原因は?

気温が高い季節の食事や、温かいものを食べた時など食人中や食後に汗をかくことがあります。食事をするとそれを消化する為にエネルギーを使いますし温かいもの、熱いものを食べれば体温が上がるので汗が出るものです。

特に鼻の頭や額などに汗をかくという人も多いでしょう。これは「味覚性発汗」という誰にでも起こる生理現象のひとつです。

汗の量は人によって様々で、中には代謝が良くて汗だくになる人もいます。まず、食事中の汗は誰でもかいているものと考えましょう。

しかし「食事中に大汗をかいて恥ずかしい思いをした」というような経験があると食事をする時に「汗をかきたくない」と感じて緊張したり、不安を覚えるようになります。

すると、そういった気持ちが「精神性発汗」を招きます。精神性発汗はその名の通り、精神的な緊張や不安から交感神経が刺激されて出てくる汗です。

そうなると、通常の味覚性発汗よりも大量の汗をかいてしまうのです。更に「また汗がたくさん出てしまった」という恐怖心が植えつけられると

食事の度に余計に汗をかくようになるという悪循環に陥ることもあります。食事中の汗はこのような原因で悩みに発展していくのです。

 

顔汗や頭汗で考えられる病気とは?

あまりに顔汗がひどい、食事中も顔にだけ汗をかくと言った場合もしかすると、病気の前触れの可能性もゼロではありません。

顔汗や頭汗で考えられる病気をご紹介します。

初期の糖尿病

暑いわけでもないのに顔汗や身体の他の部分に大量の汗をかいたり熱いもの、辛いものを食べていないのに顔汗が出てくるのは糖尿病の初期症状のひとつです。

これに加えて以下の症状がある場合は、更に危険信号です。

  • 体重が減る
  • 頻繁に多量の尿が出る
  • 喉が渇いて水分を取る
  • 手足がしびれる
  • 甘い食べ物がほしくなる

糖尿病は自覚症状がない割に、進行が早く合併症を発症しやすい怖い病気です。気になる場合は、必ず医師の診断を受けることをおすすめします。

胃腸がかなり弱っている

胃腸が健康な場合は、不要になった水分は腎臓を経て、尿として体外に排出されます。しかし、胃腸が極端に弱っていると、余計な水分は正しいプロセスで内臓を通らなくなります。

その結果、尿ではなく汗として身体の外に排出されることがあります。特に顔汗や首からの汗は、腎臓での解毒作用が上手く働いていない証拠です。

こういった症状に加えて、食欲不振、頻繁な便秘、頻繁な下痢などがある場合は早急に胃腸科の診察を受けた方が良いでしょう。

味覚性多汗症

味覚性多汗症とは、食事でなんらかの刺激のある物を食べた時に顔汗や他の特定の部位から多くの発汗を起こす症状を指します。

この刺激は辛いものや熱いものに限ったことではありません。極端な例では、梅干しの酸味やアイスクリームの冷たさでも汗をかく場合があるのです。

要するに味覚が過敏になりすぎているのが原因です。

これは命に影響を及ぼす病気ではありませんが、神経系の病気であることは間違いありません。機会を見て神経内科を受診することをおすすめします。

 

味覚性多汗症とは?症状と治療法は?

Original update by:まぽ

 

味覚性多汗症になると、味覚神経への刺激が過度に働くので通常の味覚性発汗に比べても異常なほどの汗が出ます。

症状が重くなると、何を食べても汗をかいてしまい食事の度に大量の汗をかいているということも珍しくありません。

更に症状が進めば、顔汗だけでなく脇の下や背中などの特定の部位や最終的には全身から大量に汗をかくようになってしまうケースもあります。

味覚性多汗症が起こる原因ははっきりしていませんが味覚性発汗と精神性発汗が相乗して発汗を促していると考えられています。

精神性発汗というのは、いわゆる「冷や汗」のことで、緊張や動揺したときに出る汗を指します。冷や汗をかくような緊張や不安が続き、汗をかくことにも恐怖心を抱いてしまうと、味覚性多汗症が起きやすいのです。

治療法は?

味覚性多汗症は味覚神経が過敏になる病気なので、まずは神経内科を受診して神経が過敏になるのを抑える薬を処方されます。

しかしこれだけでは、根本的な解決にはなりません。味覚性多汗症は精神面が大きく関与しています。ですから、恐怖心や不安を克服するためのメンタル面の治療も必要になるのです。

同時に心療内科を受診してみるのもひとつの方法です。

 

すぐにできる食事中の顔汗を抑える対策は?

味覚性多汗症のような病気であったとしても、なかったとしても、食事は毎日摂るものです。まずはすぐにできる食事中の顔汗を抑える対策も立てておきましょう。

原因となるものは避ける

例えば熱いものを食べると汗が出る、酸っぱいもので汗が出るなど特定のものを食べると汗をかくと分かっている場合は、その食べ物は避けましょう。

特に人前での食事の時は注意しましょう。デートなどの場合は、最初から食べる物を決めてお店を決めるのも良い方法です。

また、他人に自分はその食べ物が嫌いなのだ、と認識させてしまうのもひとつの方法です。

辛い物に慣れる

軽度の味覚性多汗症の場合や、日頃から汗をかきやすい人の場合辛い物を食べると大量に汗をかくというパターンがほとんどです。

その場合は普段から辛い物を食べることで、辛さに慣れて刺激ではなくなることがあります。辛い物に慣れることで、それほど辛いと感じなくなり、発汗も少なくなります。

顔用の制汗剤を使用する

制汗剤を使って汗を抑えるもの良い方法です。今は顔専用の制汗剤が注目されています。顔用の制汗剤は汗腺の働きをコントロールして汗を抑えてくれる仕組みです。

食事で出てくる汗もこれなら、抑えることができるでしょう。使い方もメイクの前に化粧下地としてササッと塗るだけなので簡単です。

食事の前に使用するだけで、誰とでも気兼ねなく食事を楽しむことができますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

食事中に顔汗をかくのは「味覚性発汗」という誰にでも起こる生理現象です。しかし過去に汗をかいて嫌な思い出があると精神性発汗を引き起こして、大量の汗になることがあります。

あまりにひどい場合は、病気の前触れの可能性もあるので、注意してください。

食事中に汗を押さえる方法としては…

  • 汗が出ると分かっている特定の食べ物は避ける
  • 普段から辛い物を食べて刺激に慣れておく
  • 顔汗用の制汗剤を活用する

味覚性多汗症などの病気の可能性がある場合は、他の病気との兼ね合いもあるので異常な汗を感じたら、一度、病院で相談してみてくださいね