顔だけが赤くて熱くて痒いのは何が原因?

もしかして何かの病気

どんな治療を施せばいいの?

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顔が赤くなり、触ると熱を帯びていて、更に痒みもある…。

化粧品を変えた直後にこのような症状が出たのであれば、その化粧品が肌に合わなかったのだろう、と推測できますが、特に思い当たるフシが無い場合不安になりますよね。

何が原因で、顔だけが赤く熱く痒くなるのでしょうか。そこに病気は潜んでいるのでしょうか。

今回は、顔が赤くて熱くて痒いという症状について、その原因や治療法について解説していきます。

顔が赤いし熱いし痒い場合に考えられる原因とは?


 

顔が赤くなって熱を帯び、更に痒みもある・・・その原因は人によって異なり、また、様々な要因が絡み合っている事が多いのですが、考えられる主な原因として、次の3つが挙げられます。

  1. 肌の乾燥
  2. アレルギー
  3. ストレス

肌の乾燥

肌が乾燥するとキメが乱れ、肌バリアが薄くなります。そうすると肌を保護することが出来なくなり、外部ストレスや摩擦などの影響を受けやすくなります。

肌の乾燥が進めば進むほど、髪や衣類が触れたり汗をかいたりしただけで肌の負担になり、赤く熱を持ち、時に痒みが出てきます。

アレルギー

今までアレルギーとは無縁の体質だったとしても、ある日を境にアレルギー体質になってしまうことがあります。

アレルギーを発生させる物質には次のようなものがあります。

  • 化粧品などに含まれる成分
  • ダニ、カビ、ハウスダスト、花粉
  • 日光(紫外線)
  • 食べ物
  • 動物の毛

アレルギーで顔が痒くなってしまった時は、アレルギー物質を避けることが大切です。まずは原因物質を突き止めるために、病院でアレルギー検査を行いましょう。

ストレス

肌の乾燥対策やアレルギー対策をとってもまだ顔が痒い、という場合は、ストレスが原因かもしれません。人の肌は敏感で、ストレスによって肌のバリア機能が低下してしまうことがあります。

皮膚科で処方される薬を塗っても効果は期待できませんので、深刻な場合は心療内科などへの相談をお勧めします。

 

顔が赤いし熱いし痒い症状で考えられる病気の可能性とは?

顔が赤い、熱い、痒い、という場合、単なる肌荒れでは済まない場合があります。

このような症状が出る代表的な病気として、次の6つが挙げられます。

  1. アトピー性皮膚炎
  2. 花粉症皮膚炎
  3. 接触皮膚炎
  4. 蕁麻疹
  5. 脂漏性湿疹
  6. 酒さ(しゅさ)

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は子供の皮膚炎というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、大人になってから発症する方も非常に多い皮膚炎です。

顔が赤い、熱い、痒いという症状の他にも次のような症状が出てきます。

  • 湿疹
  • 粉をふく
  • 夏はジュクジュクし、冬はカサカサになる

花粉症皮膚炎

花粉症というと、鼻炎や目の痒みなどの症状を訴える方が多いですが、皮膚炎を起こす方もいらっしゃいます。

花粉というアレルゲンに触れないことが大切なのですが、触れてしまった場合は、水で洗い流すなどの対策が必要です。

接触皮膚炎

接触皮膚炎とはいわゆる「かぶれ」のことです。何らかの刺激物(アレルゲン)に触れてしまい、赤く痒みを伴う以外に、ブツブツや水ぶくれが起こることもあります。

蕁麻疹

蚊に刺されたような膨らみが突然現れ、顔全体に広がったり、消えたりします。

蕁麻疹は皮膚科医でもすぐに原因を特定するのは難しいのですが、何らかのアレルギー反応か、疲労で免疫が衰えているような時に発症しやすくなります。

広範囲で症状が現れることが特徴で、時間が経過すると発症している場所が変わったりします。

脂漏性湿疹

脂漏性湿疹は赤ちゃんがよく掛かる湿疹なのですが、大人がかかると慢性化しやすく厄介です。症状が進むと肌がはがれたり、異臭を放つようになります。

皮脂分泌が過剰であったり、不適切な洗顔、そしてストレスなどが原因と言われています。

酒さ(しゅさ)

別名「赤ら顔」と呼ばれ、ニキビのような膿胞が出来るのが特徴です。

酒さの原因はまだはっきりと分かっていないのですが、皮脂腺が増えることにより周辺の毛細血管も増えるので、皮膚が赤くなると言われています。

 

顔が赤いし熱いし痒い場合に効果的な治療方法とは?

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顔が赤い、熱い、痒い!という場合は、肌の内部で炎症を起こしています。次の手順で治療をしていきましょう。

冷やす

まずは、濡れたタオルや保冷剤などを使って炎症箇所を冷やしましょう。そうすることで、拡張された血管や血流が正常に戻り、炎症が治まっていきます。

一時的ですが、冷やすことで痒みも和らいでくることが多いです。

原因の特定

冷やしただけで炎症が治まってくるのであれば様子見をしますが、良くなる気配がしないのであれば、皮膚科へ行き原因を特定してもらいましょう。

炎症を抑える

皮膚科で処方された薬を使用して、まずは炎症を抑えましょう。ステロイド剤を処方されることが多いですが、医師の指示通りに使用すれば問題はありません。

アレルゲンが特定出来た方は、身の周りから除去していきます。

保湿

年齢を重ねると肌のターンオーバーの周期も長くなります。若い時と同じスキンケアをしていると、いつのまにか肌を傷つけている事があるのです。

今までのスキンケアを見直し、乾燥を防ぐために徹底的に保湿しましょう。

  • 洗顔は優しい泡でなでるように行う
  • 熱いお湯ですすがない
  • 洗ったら直ぐに保湿する
  • 水分だけでなく、油分も補うようにする

乾燥しやすい冬場は洗顔の回数を減らしたりすることも大切です。肌バリアが回復すれば、症状は出なくなります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

顔が赤い、熱い、痒いという症状の3大原因として、「肌の乾燥」「アレルギー」「ストレス」が挙げられます。

肌の内部で炎症を起こしていますので、まずは、冷やして様子を見ましょう。それでも症状が治まらないようでしたら、次のような病気の可能性があります。

  • アトピー性皮膚炎
  • 花粉症皮膚炎
  • 接触皮膚炎
  • 蕁麻疹
  • 脂漏性湿疹
  • 酒さ(しゅさ)

皮膚科に相談して原因をきちんと特定してもらい、処方された薬を使用して炎症を抑えましょう。

そして、肌を乾燥させないように今までのスキンケアを見直してみてください。しっかり保湿することで肌バリアの回復が見込めます。