睡眠中にも足汗をかいている!?
布団に入ると足の裏に汗!その原因と対策は?
寝汗をかきにくい体質に改善するには?


Original update by : 写真 AC

実は、足汗は心地良い眠りのために必要な物です。
しかし、シーツや靴下がびっしょり濡れてしまうほどに大量の汗をかくなら、体の不調が原因の可能性があります。

足汗の原因を知って対策しましょう。
また、足に限らず寝汗をかきにくい体質に改善するには生活上の注意点を守る必要があります。

そこで今回は布団に入ると足の裏に汗をかく原因と対策方法、寝汗をかきにくい体質に改善するための日常生活の注意点について纏めました。

睡眠中の足汗の原因とは?

睡眠中の足汗は、眠るためや深い眠りに入るために必要な体温調節のための機能です。

汗をかくのは熱を放出して体を冷やすためです。眠るためには脳や心臓などの体の深部を冷やす必要があるため、手や足に汗をかきます。

睡眠中には一晩でコップ1杯分の汗が出ます。足には汗腺が集中しており、布団で温まった足は手よりも汗をかきやすくなります。
眠くなると足や手が温かくなり、足の裏から汗をかくことで熱を放出して体の温度を下げることで、心地よい眠りにつけます。

この機能がうまく働かず、足が温かいままだと睡眠の質が悪くなってしまいます。

また、夢を見るような浅い眠りのレム睡眠から深い眠りのノンレム睡眠に入る時にも、一端体温が上がってから下がることで足汗をかきます。
人はレム睡眠とノンレム睡眠のセットを約90分周期で繰り返すため、夜中に何度も足汗をかくことになります。

このように足汗は眠るのに必要な機能ですが、汗の量が極端に多かったりべたべたした質の悪い汗が出たりする時は、次のような体の不調が原因として上げられます。

ストレス

ストレスや疲れ、睡眠不足などでホルモンバランスが崩れたり、自律神経が乱れたりして体温調節がうまくいかず、足に限らず汗をかくことがあります。

冷え性

冷え性だと足が冷たいのが当たり前になり、それに体が慣れて、汗をかかせる温度が低めに設定されてしまいます。
すると布団に入ると急に温まって必要以上に汗が出てしまいます。

病気

自律神経の乱れがさらに進んで自律神経失調症になってしまっていたり、更年期障害でホルモンバランスが崩れたりして汗が出ることがあります。
更年期障害は女性に多いですが、男性にもありえます。

布団に入ると足の裏に汗をかく場合の対策とは?

・出来れば布団に入る時には靴下を脱ぐ
・布団に入るのは入浴後の“ほてり”が落ち着いてからにする
・寝る部屋は少し涼しいくらいにする
・寝る前の水は飲んでも構わない

睡眠中の足汗は体温調節のために必要な機能ですが、それを最小限に抑えて臭いや不快感を解消するには上記のような対策が必要です。
具体的に見ていきましょう。

出来れば布団に入る時には靴下を脱ぐ

布団で足が温まるのに、さらに靴下を履いてしまうと熱の逃げ道がなくなって体温調節がしにくくなるので、必要以上に汗をかいてしまいます。
冷え性などでどうしても履きたい場合は、締め付け感のないゆる~い物で、蒸れにくい素材の物を選んで履いてください。

布団に入るのは入浴後の“ほてり”が落ち着いてからにする

入浴後、湯冷めが怖くて布団に直行してしまうと体温が高いまま布団に入ることになり、眠るために体が体温を下げようとするので必要以上に汗をかいてしまいます。

入浴後は、体のほてりが収まって体温が落ち着いてから布団に入るようにしましょう。

寝る部屋は少し涼しいくらいにする

布団で足や体は温まります。冬は寝る部屋をエアコンなどで温め過ぎないようにしましょう。
また、室温が高いと暑くて汗をかくので、夏の寝苦しい熱帯夜には適度にエアコンを使うなどして、室温を調節しましょう。

ただし、暑い夏でも入浴後にエアコンの効いた部屋に直行するのは、やめましょう。体が涼しさを感じて汗腺が閉じて必要な汗までかけなくなってしまいます。

寝る前の水は飲んでも構わない

足汗の原因は飲み水ではありません。必要な汗をかいた後に脱水症状にならないためにも、水分補給はした方が良いでしょう。
寝る前の水分補給には、水かカフェインのないお茶がおすすめです。

寝汗をかきにくい体質に改善する日常生活の注意点とは?


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・寝る直前の飲酒や、お酒の飲み過ぎに注意しましょう
・ストレスをためないようにしましょう
・生活リズムの乱れに注意しましょう

寝る直前の飲酒や、お酒の飲み過ぎに注意しましょう

体内のアルコールを出そうとして汗が出てしまうので、寝る直前のアルコールは控えましょう。
また、飲み過ぎると消化できなかったアルコールが交感神経を刺激して体温が上昇してしまうので、寝る直前に限らずお酒の飲み過ぎには注意しましょう。

冷え性の人は、お風呂上がりにキンキンに冷えたビールなどを飲むと、冷えとアルコールで更に汗をかきやすくなるので特に注意が必要です。

ストレスをためないようにしましょう

過度なストレスは自律神経を乱し、睡眠中の体温調節がうまく出来なくなって汗をかきます。
軽い運動をしたり、趣味に没頭したり、人と話したりしてストレスを発散しましょう。お風呂はぬるめのお湯にゆっくりつかればリラックス出来ます。
イライラした時は意識的に深呼吸しましょう。

生活リズムの乱れに注意しましょう

寝る時間や食事の時間が日によって大きく違ったり、夜更かしや徹夜が続いたり、昼過ぎまで寝ていたりすると体内時計が狂って自律神経が乱れます。
毎日、規則正しい生活をするのが難しいなら、出来るだけ睡眠を充分に取って、朝は出来るだけ決まった時間に起きて朝ごはんを食べるようにしましょう。
また朝日をよく浴びることも生活リズムを整えるのに有効です。

まとめ

布団に入ると足の裏に汗をかくのは、眠るために必要な体温調節をするためです。
ただし大量に足汗をかくようならストレスや冷え性など、体の不調も原因の場合があります。

足汗対策で特に重要なことは

・入浴後の“ほてり”が落ち着いてから布団に入る
・靴下は出来るだけはかない

ということです。

寝汗をかきにくい体質になりたいなら、

・お酒の飲み過ぎ
・ストレスの過多
・生活リズムの乱れ

に注意しましょう。

対策を実践しても改善されない場合は、病気の可能性もありますので一度専門医に診てもらってください。