赤ちゃんひたいからもの凄く汗をかいている

シャワーを浴びたのかというくらい頭が汗で濡れているけれど大丈夫?

赤ちゃんはこんなに汗をかくものなの?

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赤ちゃんは大人の2~3倍も汗をかきます。そうだとしてもおでこや頭だけが汗でびっしょりになっていると何か異常があるのでは、と不安になってしまいますよね。

なぜ赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすいかというと、赤ちゃんの成長がとっても早いことに関係しているのです。

今回は赤ちゃんが汗を大量にかくのは一体何故なのかという理由に加えて、汗をかいている時に気を付けてあげる事、さらに汗がひどい時に使えるグッズについてまとめました。

 

赤ちゃんが汗をかきやすい理由とは?


 

赤ちゃんは大人の2~3倍も汗をかくと言われています。その理由は何なのでしょうか?

その理由をいくつか見てみましょう。

新陳代謝が良い

赤ちゃんが汗をかく最も大きな理由は「新陳代謝がいい」ということです。

新陳代謝とは、古いものが排出され、代わりに新しいものに入れ替わる動きのことをいいます。身体の中では細胞が常に新陳代謝されているのですが、特に成長の早い赤ちゃんは細胞が新陳代謝するスピードが速いのです。

代謝が良いという事はそれだけ体温も上がります。その体温を下げるために赤ちゃんはたくさん汗をかくのです。さらに汗を出す「汗腺」という部分の数は、成長の過程で増えるものではありません。つまり赤ちゃんの小さな身体にも大人と同じ数だけ汗腺があるため、それだけたくさんの汗が出てくるのです。

体の機能が未熟

人間は恒温動物ですので、外気温によって体温が変化することはありません。しかし生まれたばかりの赤ちゃんはこの体温調節機能が未熟なため、暑くなったときは大量に汗をかくことで体温を下げようとするのです。

夏場の暑い時に汗をたくさんかくのはもちろんですが、肌寒く感じてきたときに風邪をひかせないために厚着をさせるのも注意が必要になります。

上記にもあったように、赤ちゃんは新陳代謝がいいため常に体温が高くなっています。それなのに厚着をさせてしまうとさらに汗をかいてしまうため、必要以上に厚着をさせないように注意しましょう。

 

赤ちゃんがおでこに汗をかく原因とは?

赤ちゃんはよく汗をかきますが、特に頭やおでこ、首からの汗が特にすごいと感じる人も多いでしょう。これは異常ではなく、ちゃんとした理由があります。

上記にもあったように、赤ちゃんは体温調節のために大量の汗をかきます。しかし赤ちゃんは体温調節機能だけでなく汗腺の機能や大きさも未発達のため、汗の量は実はそこまで多くはないのです。そのため汗だけでは体温調節が十分にできないので、皮膚の血流を増やすことで体温を下げています。

頭、おでこ、首、さらに体幹部分の血流が特に増え、他の部分に比べて皮膚温度が高くなるため、大量の汗をかくことになるのです。

赤ちゃんが快適に過ごすためにも布団や服の着脱で体温調節を助けてあげたいものですが、頭から汗が出ているのに手足が冷たいということがあります。特に寝ている時、頭に寝汗を大量に書いているのに手足が冷たいということが起こります。これも体温調節が上手くできないことで発生する現象なのです。

このように赤ちゃんが暑いのか寒いのかわからない場合は、お腹や背中に触って判断しましょう。お腹、背中に触って温もりがあれば、赤ちゃんは快適な状態と言えます。

 

赤ちゃんが汗をかいている時に気をつけることとは?

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赤ちゃんは大量に汗をかくため、こまめにケアをしてあげないとあせもができ、臭いの原因になってしまいます。赤ちゃんが汗をかいたときの対処方法を見てみましょう。

汗をふきとって着替えをさせる

まずは濡らしたタオルやガーゼで汗をこまめにふき取ってあげましょう。汗をかいたままにしておくと、あせもや風邪の原因となってしまいます。頭や背中に大量に汗をかいたときはすぐに着替えをさせてあげましょう。

頭の下にタオルを敷く

赤ちゃんはどうしても大量に頭から汗をかくので、吸水性の高いタオルやガーゼを頭の下に敷いてあげましょう。吸水性の高いものを使うことで、赤ちゃんが快適に過ごせる時間が増えます。さらにタオルやガーゼなどはすぐに交換ができ、洗濯も簡単にできます。

室温を調整する

赤ちゃんの体温は外気温に非常に影響されやすいため、赤ちゃんが快適に過ごせる温度に調整してあげましょう。しかし、汗をかいているからといって室温を下げすぎてはいけません。汗をまったくかかない環境にしてしまうと、体温調節機能が十分に発達しないため、大人になって汗をかけなくなってしまう場合があります。赤ちゃんには適度に汗をかけるような環境にしてあげましょう。

水分補給をしてあげる

汗を大量に書くと、それだけ体内の水分も減っています。特に赤ちゃんは脱水症状を起こしやすいため、大量に汗をかいたときは水分補給をしてあげましょう。

 

赤ちゃんの汗対策グッズにはどんなものがある?

赤ちゃんは寝ている時に大量に汗をかくため、寝汗対策のグッズがたくさん販売されています。その中のいつくかを紹介します。

汗取りパッド

汗取りパッドは、素肌と肌着の間に装着することで背中の汗をしっかり吸収します。「たくさん汗をかいたな」と思ったら、汗取りパッドを引き抜くだけでお着替えする必要はありません。

寝ござ

ござは昔からあるものですが、非常に通気性が良いため涼しく感じることが出来ます。使い方は人それぞれですが、布団の上にのせる、布団とござの間にバスタオルを敷く、もしくはござの上にバスタオルを敷いて使うという3パターンの敷き方があります。

保冷剤

保冷材は、「冷凍庫」で冷やしたものではなく必ず「冷蔵庫」で冷やしたものを使いましょう。赤ちゃんにとって、凍った保冷剤は凍傷の原因になってしまいます。

赤ちゃんは眠りに入るときに最も体温が上がり、汗をかきやすくなっています。冷蔵庫で冷やした保冷剤をタオルやガーゼで包んで、直接肌に当たらないようにしてそばにおいてあげましょう。ただし一晩中起きっぱなしにすると身体が冷えすぎてしまうため、赤ちゃんが眠ったら保冷剤は取り除くようにしましょう。

 

まとめ

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、暑い時は汗をかくことと皮膚の血液量を増やして体温を下げようとしています。首やおでこ、頭は他の部分よりも血管が密集しているため、皮膚温度が高くなり汗が大量に出てきます。

赤ちゃんが大量に汗をかいていたら、すぐに濡れたガーゼやタオルで汗を拭きとってあげましょう。そのまま放っておくとあせもの原因や風邪をひいてしまいます。頭から汗が大量に出る赤ちゃんには、タオルやガーゼを頭に敷いてあげましょう。汗をかいてもすぐに吸収してくれて、すぐに交換できることができます。

また脱水症状にも気を付けてあげましょう。赤ちゃんは大人よりも脱水症状に陥る危険性が高いです。大量に汗をかいていたら、水分を与えることが大切です。

赤ちゃんが汗をかくのは異常なことではありません。汗をこまめにふき取り、着替えをして赤ちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう。